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「飲酒運転ひき逃げで逮捕される」 英語では

2015年06月16日

 

 

「飲酒運転」はdrunk driving あるいは drunken driving、直訳すれば「酔っ払った運転」。この二つのうちどちらかといえば、drunk drivingの方がよく使われている。ほかに driving while intoxicated  (D.W.I.)もあるが、これは公文書での専門用語。

 

「ひき逃げ」はhit and run あるいは hit-and-run。これは野球の「ヒット・エンド・ラン」と同じだ。野球では「打者が打ち、走者が走る」だが、「ひき逃げ」だと「ぶつけて、走り去る」になる。

 

さて、「飲酒運転ひき逃げ」。

 

英語でも「飲酒運転」と「ひき逃げ」を単純に二つ並べてdrunk driving and hit and runとして表現する。

 

 

あるいは、冗長だがdrivingを二つ重ねて、drunk driving and hit and run drivingとすることもある。より罪の重い「ひき逃げ」を先にもってきて、hit and run and drunk drivingともする。

 

これらは平易な言い回しだが、いずれもアメリカの警察や検察のプレスリリースなどでも見かける。公文書でも日々の会話でも使われている表現だ。

 

これを使って、「北海道で27歳の男性が飲酒運転ひき逃げ容疑で逮捕される」を言うなら

 

 

 

 

  A 27-year-old man of Hokkaido was arrested on drunk driving and hit and run charges.

 

 

 

となる。ひき逃げで、被害者は亡くなることが多い。「ひき逃げ死亡事故」だ。これを言うには「死をもたらした」という意味のfatalを前に持ってきて、fatal hit-and-run accidentfatal hit-and run crash、あるいはシンプルにfatal hit-and runだけで表現する。「警察は国道12号でのひき逃げ死亡事故を捜査している」なら

 

 

  Police are investigating a fatal hit-and-run on National Route 12.

 

 

日本では飲酒運転でひき逃げは危険運転致死傷罪にあたり、被害者が死亡すると20年以下の懲役。殺人罪が適用されると死刑・無期懲役・懲役5年以上となる。アメリカも州によって異なるものの、刑罰は厳しい。以下はウイスコンシン州司法部のプレスリリースの見出しだ。殺人罪(homicide charge)が適用され、懲役23年とある。

 

 

 

 

 Rory Kuenzi Sentenced to 23 Years Prison on Hit and Run and Drunk Driving Homicide Charges

"Rory Kuenzi Sentenced to 23 Years Prison on Hit and Run and Drunk Driving Homicide Charges," Wisconsin Department of Justice 1/14/2011)

 

ロリー・クエンジー、飲酒運転ひき逃げ殺人罪で懲役23年。 

 

 

 

(引野剛司/甲南女子大学教授)

 

ここで紹介している表現は、米国での複数の実用例に基づいています。その他の実用例や関連表現は実用・現代用語和英辞典(本体)www.waeijisho.net)をご覧ください。

 

 

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