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「今週はきつかった」 英語で

2016年08月08日

 

 

 ようやく金曜日になって、明日は休めそうだというような週がある。「ああ、今週はきつかった」。思わず口からでてしまう。 そんなときアメリカの人たちも、日本語と同じような発想で言う。

 

 

 

  It’s been a tough week. とか

 

  It’s been a rough week.

  

 

 

 「タフ(tough)」は日本語にもなっており、tough weekといえば、感じはつかめる。が、一方roughは、大方の日本人にはなじみはたぶん少ない。しかし、英語圏の人たちはIt’s been a tough weekIt’s been a rough week.も同じようにつかっている。

 

ともに、「しんどっかった一週間」を振り返ってのことばで、意味に特段の差があるわけではなさそうだ。大雑把にいえばroughを使うかtoughを使うかは、その人の好みの問題らしい。

 

「今日はきつかった」「今日はしんどかった」も同じように、

 

 

  I had a tough day. と言ったり

 

 I had a rough day.

 

という。それで,「いっぱいビールでも」ということになるのはアメリカでも同じようだ。

 

この二つの言い方にまったくニュアンスの違いはないのか。これが気になる英語学習者も世の中にいて、その違いをitalkiという英語学習者のサイトに質問していた。

 

4人からの回答が掲載されていた。こういうサイトはフツーの人の語感がわかるのでありがたい。

 

一人は、「どちらも全く同じ意味で、違いがない」と言っていた。

もうひとりは「どちらもdifficultという意味だが、toughの方がroughよりもしんどさの度合いが大きい」と考えている。

 

もう一人の理解は逆で、tough dayは難しい問題に取り組み、これを解決しよとしてしんどかった日。一方、rough dayは疲労困憊するほどしんどかった日だとしている。

 

 

もう一人も、「どちらも意味はおなじだが、ややニュアンスが違う」と言い、その違いを説明していた。このFrankと名乗る人の語感によると、I had a rough day.と聞くと誰かと口論したり、誰かから口頭で責められたりして辛かった一日を連想するという。 一方、I had a tough dayと聞くと難しい問題とか厄介な問題(hard problems)の対応でしんどかった日だと思ってしまうという。 人間関係によるしんどさは関係ないと言っている。

 

つまり、難しい仕事ややっかいな問題できつかった日がtough dayで、人間関係のごたこたできつかった日がrough dayという語感だ。

 

人により捉え方がさまざまだが、これがこのサイトの運営者が選ぶBest Answerで、答えの冒頭に来ている。

詳しく読みたいという人はhttps://www.italki.com/question/106621まで。英語のサイトです。

 

 

(引野剛司・甲南女子大学教授 8//2016)

 

 

  ここで紹介した表現は、米国での複数の実用例に基づいています。その他の実用例や関連表現は実用・現代用語和英辞典(本体)www.waeijisho.net)をご覧ください。

 

 

 

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