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英語で一言

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「ポテトサラダで5歳女児がO157食中毒で重体」 英語では

2017年08月23日

 

 

このところ食中毒といえば、「またO157(オー157)か」と言うぐらい、O157は日常語となった感があります。O157は有毒な大腸菌の一種で、新聞記事などには腸管出血性大腸菌(O157)と書かれています。

 

 これにあたる英語は、E. coli O157です。E.coliは「大腸菌」で、Escherichia coliを簡略にしたものです。E. coli O157なら「大腸菌O157」です。米国でも生野菜などによる0157食中毒は発生しており、この簡略語のE. coli O157という言葉は、保健衛生、医療関係の政府のサイトやマスメディアでもよく見かけます。

 

 日本のマスメディアによく登場する言葉「O157感染」はE. coli O157 infectionで、「O157食中毒」はO157 poisoningです。

 

一昨日、埼玉県熊谷市のスーパーで販売されたポテトサラダによるO157集団食中毒が発生しました。女の子が重体になったと報じられています。

 

そこで、「スーパーのポテトサラダを食べた5歳女児がO157食中毒で重体」をできるだけ英語的に表現すると、次のようになります。

 

 

 

 A 5-year-old girl became seriously ill with E.coli O157 infection after eating potato salad sold at a local supermarket.

 

 

 

「スーパーのポテトサラダを食べて、5歳の女児が大腸菌O157感染症で重篤となった」という表現のしかたです。Afterwhenを用いて「~をした後」とか「~をした時」はごく基本的な表現の仕方で、報告書やニュースなどで、状況を説明する文には頻繁に使われています。もう一つ。

 

 

 

A 5-year-old girl is in critical condition after eating E.coliO57-tainted potato salad sold at a supermarket.

 

 

こちらは「スーパーで売られていたO157で汚染されたポテトサラダを食べたのちに5歳の女児が重体になった」という表現の仕方です。

 

 

E.coli O157 poisoningの実用例を一つだけ紹介しておきます。これはイギリスのBBCスコットランドのニュースの一部です。

 

 

 

The nine-year-old has been confirmed as suffering from E.coli O157 poisoning. ("Children treated for E.coli," BBC News 4/28/2003) 

   この9歳児は、大腸菌O157食中毒であると確認された。

 

 

 この表現方法を使って、「スーパーマーケットのポテトサラダで5歳女児がO157食中毒で重体」 を英語にすると、

 

 

 

A 5-year-old girl is seriously ill after eating potato salad sold at a local supermarket. She was confirmed as suffering from E.coli O157 poisoning.

 

 

となります。

 

 

 

 

 

(引野剛司・甲南女子大学教授 8/23/2017)

 

 

 

  

 ここで紹介した表現は、米国での複数の実用例に基づいています。その他の実用例や関連表現は実用・現代用語和英辞典(本体)www.waeijisho.net)をご覧ください。

 

 

 

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