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英語で一言

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「大雨のおそれ」 英語で

2017年09月17日

 

 

 「大雨」のもっとも一般的な英語はheavy rainです。不定冠詞のaはつけないことも、つけることもあります。

 

 「大雨のおそれ」は、テレビの気象情報でよく耳にする言い方です。「台風、四国や近畿の上陸のおそれ」「 台風18号 三連休に列島縦断のおそれ」「交通機関にも影響が出るおそれ」などとともに「おそれ」は頻繁に使われてます。

 

 「おそれ」というと思い浮かぶ英語がfearです。が、しかし気象情報で使われている「おそれ」は、「可能性がある」という意味なので、「大雨のおそれ」を fear of heavy rainとすると「大雨の恐怖」となり、訳し過ぎの感があります。

 

 もちろんfear of heavy rainという言葉は存在しています。たとえばthe fear of heavy rain and wind damage on young plants(苗への大雨と風害の恐れ)というように使われています。

 

 では、「明日は大雨のおそれ」に相当する、アメリカでよく使われている言い方は、というと、

 

 

 

  Heavy rain is expected tomorrow.

 

 

 

 です。そのまま訳せ訳せば「明日は大雨が予想される」です。アメリカの気象庁(National Weather Service)のウェブサイトではよく見かけます。

 

  このほかにも、

 

 

 

There will be heavy rain tomorrow.

 

 

 

 あるいはheavy rainを使わずにrain heavilyと動詞句にして、

 

 

 

It is likely to rain heavily tomorrow.

 

 

 

も使われています。日常語での表現です。

 

これら二つの表現は、英米の新聞では使われていましたが、なぜかNational Weather Serviceを含む米国官公庁のデータべースではヒットしませんでした。

 

 「大型の台風が近づいており、今夜から明日にかけて、大雨のおそれがある」と天気予報では言っています。これをいうなら、

 

 

Heavy rain is expected from tonight to tomorrow because of an approaching powerful typhoon, the weather report says.

 

 

 

あたりでしょう。

 

 

 

(引野剛司・甲南女子大学教授 9/17/2017)

 

 

  ここで紹介した表現は、おもに米国での複数の実用例に基づいています。その他の実用例や関連表現は実用・現代用語和英辞典(本体)www.waeijisho.net)をご覧ください。

 

 

 

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