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「足を崩して座る」 英語ではどう言うか

2018年04月30日

 

自宅近くの須磨寺で37年も続いている「須磨大茶會」に出かけて見ました。濃茶と薄茶の両方を楽しめるお茶会です。普段着で誰でも気軽に参加できますが、振袖や羽織袴姿を上手に着こなした外国の人々を多く、見かけました。

 

薄茶でも私の25名ばかりのグループの半数以上は外国の方々でした。椅子席も用意はされていましたが、ほとんどが、座ってお茶を楽しむ方を選んでいました。

 

亭主から「お楽にお座りください」との言葉があり、正座の補助器具も配れていましたが、20分ばかりは、かなりきついように見えました。

 

さて、本題。「足を崩して座ってもいいよ」などと英語で声をかける言い方としては、すくなくとも二つあります。

 

 

 

You can sit at ease.

 

 

You can sit cross-legged.

 

 

 

です。

 

英語圏は椅子の文化ですから、そもそもsit at easeは、椅子やソファーに座った状態を想定された言葉で、「リラックスして座ってください」という意味です。畳などに座わった状態は想定されていないはずですが、座敷でこれを使うと「正座をしなくていいよ」というメッセージとなります。

 

もう一つのsit cross-leggedですが、「足をクロスさせて座る」で、椅子でも床、地面のどちらにも座る状態が想定されていることばです。ですから、You can sit cross-legged.は「あぐらをかいて座っていよ」という声がけとなります。

 

ところで、「正座をする」にあたるは英語ではsit up straight (背を伸ばして座る)ですので、「足を崩して座ってもいいよ」と言わずに、

 

 

 

You don’t have to sit up straight.

正座をしなくてもいいよ

 

 

という言い方もできます。

 

 

 

(引野剛司・甲南女子大学名誉教授 4/30/2018)

 

 

  ここで紹介した表現は、おもに米国での複数の実用例に基づいています。その他の実用例や関連表現は実用・現代用語和英辞典(本体)(www.waeijisho.net)をご覧ください。

 

 

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